奈良県の旅館 宿 五條 吉野山 飛鳥めぐりの宿泊に藤井館公式HP |
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〒637-0005
奈良県五條市須恵1丁目10-4
TEL:0747-22-2010
FAX:0747-22-3113 |
奈良の吉野山、明日香村、御所市、和歌山の高野山、橋本市などの観光に便利な旅館です |
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紅葉の見所案内(宿のオヤジのブログより) ( )内は一応の見頃時期 |
秋と冬の花と紅葉 |
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葛城古道&世尊寺の彼岸花 (9月下旬〜10月上旬)
時間のある今の間にと彼岸花見物に出かけてきました。
まずは、葛城古道・一言主神社参道脇、稲刈り前の田んぼの畦の彼岸花。
結構盛りで、いい眺めです。
葛城古道の由緒ある神様の案内もしたいのですが、それはまた改めて。
次は飛鳥へでもと思ったんですが、大淀町の世尊寺にも彼岸花があったのを思い出し、久しぶりにそちらへ。
現在ある建物はそう古くありませんが、境内は広く趣のあるいいお寺です。
聖徳太子の創建といわれる由緒あるお寺で、東西両塔や金堂などの礎石を残ているので、飛鳥時代の薬師寺式伽藍配置をとった立派なお寺だったことを思い浮かべることができます。
境内には桜の木やいろんな花を付ける木がたくさんありますので、四季折々楽しめそうです。
もちろん、彼岸花もバッチリ!楽しまさせていただき、おまけに白い彼岸花も、この目で確かに。
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高野龍神スカイラインの紅葉 (10月中旬〜11月上旬)
お天気が悪くなる前に、高野龍神スカイラインの紅葉を堪能しようと9時過ぎには家を出たのですが、あっちゃへ寄り道こっちゃへ寄り道、目的の美味しいものを最初にと出来ればいいのですが、面白い興味深いのがあれば気を取られてしまうので困ったものです。
野迫川村の方から高野龍神スカイラインに登り、一路、20キロほど先の護摩壇山(ごまさん)スカイタワーのある展望台を目指しました。
雲がかかって見晴らしはもうひとつでしたが、道路わきの木々は紅葉真っ盛りで快適。
帰りはあちこちのポイントで、豪快というか、見渡す限りの紅葉を眺め、お〜!とか、うわ〜!と感動の繰り返し。
かなり以前のことになりますが、高野龍神スカイラインが出来たころまでは高度成長で木々が伐採されつくし、禿山が多くそういい眺めではなかったのですが、自然を取り戻そうということで雑木の種が撒かれ、その成果が現れてきたのでしょうか、ほんとにいい眺めになってきました。
雲がかかってたのでガッカリしてたのですが、それはそれなりにいい眺めを堪能できましたので、来た甲斐はあったと大満足です。
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桜井市・多武峰、談山神社の紅葉 (11月上旬〜11月下旬)
奈良県桜井市多武峰の談山神社の紅葉は、関西の日光と言われるだけあって、ほんとにすばらしい!
いい時期にタイミングよく紅葉見物をしてしまうと、また今年も見たいな〜とムズムズしてきます。
さあ〜て、今年は何日ごろがベストとなるでしょうか・・・
うまく仕事の合間を縫って出かけることができればいいですが。
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多武峰 談山神社の紅葉(2009年12月はじめ)
吉野町の立野、万葉に歌われた妹背山の所から、桜井方面へ向かいます。
以前はクネクネした細い道だったのですが、整備改良され、驚くような快適な道に変貌してました。
写真のような黄葉のきれいな山の間を進んでいくと、長い鹿路(ろくろ)トンネルが出来てて、以前の半分ぐらいの時間で談山神社登り口の分岐にある東大門に到着。
屋根付きの渡廊下のような一の橋近くにある門で、黄葉と木漏れ日で幻想的ないい雰囲気でした。
駐車場に車を停め、少し歩いて正面入口の鳥居の所へ。
やはり盛りは過ぎてるのか、赤の葉は色あせているようですが、黄色い葉はまだまだ華やかでいい感じでした。
階段を登り、あちこち眺めては楽しみながら、拝殿へ入りお参り。
十三重塔は優美な姿をして、紅葉に映えていいですが、横の権殿は修復中。
一段下のけまりの庭からの、神廟拝所と塔を含めた眺めは、何時見てもいいです。
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桜井市 長谷寺の紅葉(2009年12月はじめ)
長谷寺は談山神社と同じ桜井市ですが、南の山間部から一旦三輪山近くの平坦地に出、そこから東の山間部へとなりますから、30分ぐらいかかりました。
五條市の家から直接となると、1時間あまり、奈良よりほんの少し近くとなるでしょうか。
長谷寺へは何回もお参りしてるのですが、思い返しててみると、桜やボタン、紫陽花や紅葉のシーズンには訪れたことが無かったので、期待でワクワクでした。
しかし、仁王門から入って、本堂へ続く長い登廊(のぼりろう)を登っていってもも、紅葉は???、いいと聞いたけどどこが???と不安になってきましたが、抜けたところで、お〜!と、ビックリ!
登廊に気を取られ、まったく気がつかなかっただけに感動も大きく、いい紅葉を見させていただきました。
そこからさらに登った本堂の舞台からの眺めも、古くから「隠国の泊瀬(こもりくのはっせ)」と言われてきたように、山また山の隠れ里でなかなかのすばらしさです。
飽きずにしばし見入ってしまいました。
登廊の横に出て見上げると、立派な天狗杉と本堂、それに色鮮やかな紅葉です。
のぼりきったところが本堂の右側の広場になってます。
本堂の左手の紅葉は、五重塔を谷向かいに、ほんとにいいすばらしい眺めでした。
礼堂の板の間越しの紅葉も、厳かさに色を添えてました。
本堂の向う、西の岡といわれるほうへまわると、御影堂や本長谷寺、さらに五重塔や開山堂など、重要なお堂が点在。
五重塔は戦後に建てられた新しい塔ということですが、いい姿かたちをしています。
境内あちこちを、時のたつのを忘れ散策し、紅葉を満喫。
こんなにいいなら他のシーズンにも来なければと、期待が膨らむばかりです。
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五條市 金剛寺の菊 (10月中旬〜11月中旬)
玄関で思案してると、鉢植えの菊が目にとまりました。
そうそう、秋は紅葉と言うけれど、秋の花の王様は菊じゃないか、菊を見るならどこだ?
考えたのですが、さあどこの菊がいいとなると、なかなか思い浮かばない・・・
子供のころは、秋になると「あやめ池遊園地」の菊人形を見に連れってもらったが、もう廃園になったし、有名な「ひらかたパーク」(ひらパー)の菊人形も、もうやってないし・・・
そうそう、市内の牡丹で有名な野原の金剛寺の菊薬師と菊まつり、まだやってるかなと覗いてきました。
木の葉も色付いて秋の気配が漂い、いい感じなんですが、車も停まっていません。
山門を入り、庫裡の方へあがり、そこから本堂前の庭に並べられた菊を眺めるようになってます。
住職さんにたった一人で説明いただき申し訳なかったんですが、春の牡丹の時とはうって変わった静寂、物寂しいですけど至福の時で極楽なのかもしれません。
並べられた鉢植えの菊は小菊で、高くして玉のように真ん丸くとか、すらーっと高くとか、色菊を混ぜてねじってとか・・・
前面に低く流すのは前からよく見てたのですが、いろいろあって感心、面白いです。
小ぶりの花を沢山つけた大きな山茶花(さざんか)が目を引きました。
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五條市の柿山 (11月下旬〜12月上旬)
近くの小島団地へ行って来ました。
団地といっても柿山の団地で、市内に何箇所も柿山の集合体として開発された果樹園団地があります。
旧五條市と西吉野村の合併で、日本有数の富有柿の大産地となりました。
まだそう出回ってないのに実が無いということは、取り入れの済んだ早生種なのかもしれません。
先へすすむと、たくさん富有柿がなり実は色付いてきてますが、葉はまだ青々です。
霜が降りてはが色付いて落ちるころにならないと、収穫が始まらないのでしょう。
作業してる人もそう見かけませんでしたから、まだ当分先で、かなり遅れてるようです。
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五條市 大澤寺の紅葉 (11月中旬〜12月上旬)
地元では瀬之堂(せんのんど?と呼んでます)の薬師さんと親しまれてる大澤寺へ、紅葉を見に行ってきましたが、もう終わりかけ。
寂しい状態ですが、お寺に通じる狭い道路は落ち葉が路肩に積もったり舞い落ちたりですし、お堂の前の池には色とりどりの落ち葉が沢山浮かび、いい気持ちになることが出来ました。
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五條の紅葉めぐり (11月中旬〜12月上旬)
まもなく12月、終らないうちに近くの紅葉を見てこなければと一昨日、午後の手空き時間に、思いつく目ぼしい所をめぐってきました。
まずは、吉野川の南、丹原にある吉祥寺から。
今年は間に合ったようで、モミジが紅く染まってきれいでした。
次に、県境近くの阪合部橋から上流下流をぼんやり眺め上野公園へ行きましたが、こちらは葉も大部分が落ち、もう冬の気配ですが、池の周りはいい雰囲気。
気を取り直し、近くの犬飼山転法輪寺へ。通称、犬飼のお大師さんのイチョウの黄葉は今が真っ盛り、そろそろ散りはじめそうな具合でした。
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葛城古道の紅葉めぐり(2012年11月末)
昨日のことですが、あまりにもいいお天気だったので、午後からぶらりと葛城古道の紅葉めぐりに出かけてきました。
まずは御所市森脇の「いちごんさん」、葛城一言主神社へ。
例年ならば、一際目を引く大イチョウが黄金色に輝きそびえ立っていたのですが、今年の春樹医による治療のため上部をバッサリとなりました。
見るからに痛々しく寂しい姿になってしまいましたが、なんとか元気そうで一安心。
お次は御所市楢原の九品寺へ。
桜の頃にはいつも立ち寄るのですが、この季節は初めてです。
綺麗に紅葉してて、いい感じ。
本堂裏山の千体仏のところの紅葉もしっとりとしていい雰囲気でした。
高台からの奈良盆地や大和三山の眺めは格別!
ラストは帰り道の風の森峠近く、御所市鴨神の高鴨神社。
この池越しの眺めがまた格別で、訪れている方々も皆歓声を上げて見とれていました。
高鴨神社に足を運ぶたびに何か興味を引くものがあり、いい気持ちになれます。
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橋本市 杉村公園の紅葉 (11月中旬〜12月上旬)
和歌山県橋本市御幸辻の杉村公園へ、紅葉見物に。
色とりどりの紅葉が空に映え、とてもいい雰囲気です。
モミジの紅葉は赤というイメージなんですが、ここでは黄色に黄葉したモミジが目を引きます。
下の遊具やベンチなどが整備された公園は、糸杉?セコイア?の細かい落葉が降り積もり、別世界のような幻想的な雰囲気で、こりゃ〜デートや恋人との語らいの場所ではないか・・・と思ってしまいました。
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大阪府南河内の残り紅葉 (11月中旬〜12月上旬)
橋本市から北上し、紀見トンネルをくぐり、南海高野線ぞいに大阪府河内長野市に入り、観心寺を目指しましたが・・・
紅葉は終ってましたので、残念無念・・・
五條市からですと千早トンネルを越えると30分もかからずに行けますから、いい季節に改めて訪れます。
こんな所にあるのか〜?と迷いながら、紅葉で有名な延命寺へたどり着くことが出来ました。
お寺の入口はなかなかいい雰囲気でしたが、有名な(私は知りませんでした)「夕照の楓」は葉がありませんでした。
気を取り直し境内の上の段へ行くと、廻りを紅葉する木々のある山の斜面に囲まれた蓮池があり、池の中に石塔が。
でも、こちらの紅葉も終了間際で残念でしたが、遊歩道を天辺まで行くとまだまだいい感じ。
はまってしまいそうないいお寺と公園です。
延命寺を後にして、河南町の弘川寺を目指しました。
地図も持たずに適当に眺め、大体あそこあたりやろな〜というのはあきません。
金剛山の向こう、大阪側は懐が深く山が多くてわかりにくいです。
なんとか迷い迷ってたどり着いたころには薄暗く・・・
弘川寺は「願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」という有名な句を詠んだ西行法師の終焉の地。
裏山の西行法師のお墓へも行ったのですが、字も読めないぐらい・・・
西行堂もなんとなく重苦しく尻尾を巻いて退散、桜のころに、また訪れましょう。
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河内長野市 観心寺の紅葉(2008年11月)
河内長野の延命寺の紅葉を見た後、すぐ近くの観心寺へ。
去年は、こちらも行くのが遅かったのでさっぱりでしたが、今年はワクワク!
金剛山の千早峠を越える国道310号線沿いの観心寺に到着すると、紅い色付きが結構見えます。
山門を入り、入山料を払い、金堂へ上がっていく階段を見上げると、両脇の紅葉も見頃でいい按配。
観心寺の紅葉のお勧めは、階段を登って一直線に金堂へというのではなく、階段の両脇へ入ってウロウロとというのがいいんですよね〜!
今年はタイミングも良く、ほんとにきれいで大満足!
境内をめぐってから金堂のところへ。
観心寺は、藤原京の時代に役小角(えんのおづぬ)によって開山され、弘法大師空海により現在の寺号となり、弟子の道興大師実恵により造営されたお寺として栄えたとなっています。
南北朝時代、後醍醐天皇の信任厚く、楠木正成を奉行として造営されたのが現在の金堂で、大阪府下最古の国宝建造物となってます。
ご本尊は、写真で見てご存知だとは思いますが、あのたおやかで色っぽくふくよかな如意輪観音さま。
秘仏ですので、4月の17日と18日にしかお目にかかれません。
金堂近くには、大楠公・楠木正成が湊川の合戦で討ち死にしたため、完成しなかった建掛塔や楠木正成首塚、御村上天皇桧尾御陵など。
南北朝時代・太平記に興味を持たれてる方にとってはたまらない、千早赤阪に隣接した、南河内の一角です。
太平記の夢の跡・南河内の案内は、まだ進みませんが、そのうち・・・
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河内長野市 延命寺の紅葉(2008年11月)
いつもお泊まりいただいてるお客さんに、「河内長野の延命寺の紅葉が、見頃でよかったよ」と聞いて、今年こそは遅れちゃいけないと、あわてて出かけてきました。
金剛山の千早峠近くを通る、国道310号線を使い、河内長野を目指します。
道はクネクネですが、南方の五條の町の向こうに紀伊山地を眺めるれる、見晴らしのいい道です。
30数年ぶりの11月の雪で、大峯山・山上ヶ岳や弥山が白銀に輝いてました。
30分もかからずに、延命寺へ到着。
皆さん情報察知が早いのか、平日にもかかわらず多くの人が訪れていました。
境内の紅葉もきれいで、去年は葉さえ残ってなかった「夕映えのモミジ」もきれいです。
もう樹の勢いはそうありませんが、なかなか立派な古木です。
上の段にある蓮池のまわりもいい状況なんですが、周りを山に囲まれているので、お日さんのあたる時間のタイミングが難しそう。
でも、いい紅葉を満喫できたので大満足、訪れた甲斐がありました。
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和泉山脈の紅葉(2012年11月末)
京奈和自動車道を和歌山方面へ走り終点まで。
「紀の川万葉の里」で柿の葉ずしと焼餅を食べながら思案。
紀の川の南、高野山方面の紅葉はもう終わりだろうから、北側の和歌山県と大阪府の県境に連なる和泉山脈越えをして紅葉を楽しむことにしました。
国道480号を北上していくと、山へさしかかります。
伊都郡かつらぎ町のこのあたりは、串柿の里四郷地区(四つの在所を合わせてそう呼ぶらしい)で、晩秋の吊るされた柿の眺めがいいということなので、また改めて再訪することに。
どんどん登って見下ろすと人家が見え、そのはるか向こうに紀伊山地が霞んで見えます。
国道480号は400番台だけあって、くねくねとカーブが多く道幅も狭いので対向も難儀な道ですが、鍋谷峠近くまで来るといい紅葉の眺めでした。
左の写真の向こうに見える山は和泉葛城山で、北斜面のブナ林がブナの南限とされてるそうですので、一度は見に行かなければ。
800m近い峠のほん下にも山仕事関連の住まいなのか、人家が見えます。
東の方は三国山方面でしょうか、こちらもいい眺めです。
三国というのは、和泉と河内と紀伊のことかな?
鍋谷峠を越え、岸和田市牛滝の大威徳寺を目指します。
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岸和田市 大威徳寺の紅葉(2012年11月末)
かつらぎ町から山を越え大阪府へ入ったものの、土地感のない所は方向も全くわからず、同じようなところをグルグルと1時間近く迷ってしまいましたが、なんとか岸和田市牛滝の大威徳寺へ到着。
大威徳寺は天台宗となってますが、時代によっていろいろあったようで、役行者が開山した山岳寺院で、葛城修験の葛城二十八宿第十番経塚として栄えたということです。
葛城修験修行というのは、和歌山加太友ヶ島から二上山北側の大和川亀ヶ瀬までの和泉山脈と金剛山地の尾根筋を結んだ120キロにおよぶ修験の霊場のことで、明治時代には廃れてしまいましたが大峯奥駆修行に先立つ重要なものとされています。
初めて訪れましたが、うわさに違わずいい雰囲気です。
紅葉の色とりどりの鮮やかさが何とも言えません。
大師堂でしょうか、上にあるお堂もいい感じ。
写真でよく見た多宝塔ですが、割とこじんまりしています。
写真は一段だけですが、滝は三段になって連続していて、水量もあり見ごたえがあります。
寺号はあるお坊さんが滝で修行していたところ、滝の中から牛に乗った大威徳明王が現れたので、この明王様を本尊とし祀ったことに由来するということです。
お寺の裏にそびえる山の紅葉もいいものでした。
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秋冬に関してはまだまだ情報不足ですので、頑張って充実したいと思います。 |
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