奈良県の旅館 宿 五條 吉野山 飛鳥地域の宿泊に藤井館公式HP |
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〒637-0005 奈良県五條市須恵1丁目10-4
TEL:0747-22-2010
FAX:0747-22-3113 |
奈良の吉野山、明日香村、御所市、和歌山の高野山、橋本市などの観光に便利な旅館です |
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奈良県北部及び東部案内(宿のオヤジのブログから) |
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奈良 高畑界隈(2007年9月)
奈良公園の南東の高畑で、久しぶりに、新薬師寺へ行こうと目指しました。
あれ?こんなに道が狭くてくねくねした裏側?記憶があいまいです。
新薬師寺は聖武天皇病気平癒のため光明皇后により建立されたお寺で、四町四方の寺域に七堂伽藍を並べた、南都十大寺の一つとされる大寺でしたが炎上し、唯一の焼け残った食堂(じきどう)を本堂として、現在に当時の面影をとどめています。
奈良朝、天平建築のすらっとした構造と安定感のある入母屋作りの屋根。
この建物を見てると、奈良の都のイメージがわいてきます。
内部のご本尊である、国宝に指定されている木彫の薬師如来は、平安初期の代表作でいいお姿をしてますし、目が印象的です。
それを取り巻く、十二神将像は言うまでも無く、わが国仏像の最高傑作の一つと言える塑像群です。
若かりしころからのお気に入り、バザラ大将に久々ぶりに対面でき、感激でした。
さて次はどこへと思いましたが、すぐお隣に入江泰吉記念奈良市写真美術館があったのを思い出し、そちらへ。
そこで入江泰吉の「頭塔の石仏」という写真を見て、あ!頭塔(ずとう)へ行かねば!と、美術館の職員さんにどこから見れるかたずね、丁寧に教えていただきました。
よく見えると教えてもらった、閉鎖した厚生年金のウェル飛火野の駐車場に入って、うお〜!とビックリ!
どうみても階段ピラミッド!迫力と威圧感、ずっしりした存在感ががあります。
特異な構築物で、こりゃなんじゃ〜???でした。
あとで調べたところ、頭塔とは奈良時代の高僧、玄肪の首塚であるという古くからの言い伝えがあるが、767年に東大寺の高僧、実忠和上(お水取りをはじめた方)の造った土塔(石の塔ですが・・・)にあたるとされています。
一辺32mの正方形の基壇の上に7段の階段状石積みが築かれ、全体の高さは10m、下から1・3・5・7の奇数段に、5・3・2・1の計11×4面、総計
44の石仏を納める庇付きの仏龕(ぶつがん)があるということで、1982年から発掘調査され、2000年に復元整備が完成したということでした。
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奈良公園の興福寺(2008年2月)
まだまだ明るく時間があるので、興福寺を久しぶりに散策してきました。
五條市にある栄山寺八角堂に雰囲気が似た北円堂(同じ藤原氏がらみですから似てるのか?)を眺め、東金堂や塔の方を見ると、境内復元の大工事が行われており様変わりしてました。
中心となる中金堂復元と伽藍の基壇復元整備のようです。
境内にある、西国三十三ヶ所観音巡礼の第九番札所である南円堂にお参りし、そろそろ札所巡りでもするかと思いながら、五重塔と東金堂を眺め、まだ閉館までは時間があるからと国宝館へ。
仏頭、金剛力士像、阿修羅像をはじめとする八部衆、天灯鬼・竜灯鬼像などを久々ぶりに見て感激!何度見てもいいものです。
興福寺国宝館をあとにし、奈良国立博物館の敷地内をウロウロ。
本館はもう閉館時間でしたので見れませんが、明治期のなかなかいい建物です。
ぼんやり眺めてると、持ってた紙袋を腹をすかせた鹿さんたちにボロボロに・・・
本館の北西に、興福寺宝蔵院跡の碑が建てられてました。
いわずと知れた、十字の穂先の宝蔵院槍術発祥の地です。
宮本武蔵、漫画「バガボンド」に登場といえばわかりますよね〜
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奈良の氷室神社と東大寺(2008年2月)
奈良国立博物館の北側、登大路をはさんで氷室神社がありますのでお参りに。
名前の通り、冬の氷を保存する氷室(ひむろ)を司る神社で、それにちなむ献氷祭が行われているようです。
この神社にはすばらしい枝垂桜があり、かなりの評判、咲いてる時に見てみたい。
南都舞楽の拠点だったということで、練習の音なども聞こえてました。
薄暗くなってきましたが、ここまで来たら東大寺に立ち寄らないわけにはいきません。
東方の広々した公園や若草山などを眺めながら、南大門へ。
いつ見ても荒々しく豪快ですが、薄暗くて運慶・快慶作の仁王像が見えないのが残念。
池越しに大仏殿や中門を眺め、回廊沿いに左へ廻り、すばらしい四天王像のある戒壇院の方へ。
以前から好きな場所だったのですが、整備され雰囲気が変わってました。
この道をたどると依水園とか、なんとか庭園?もあるので、また改めて出直さないといけないなと次の算段を。
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先日の奈良(2011年6月)
ここ2年余りというもの、体を壊したということこともありますが、出かけるというと大阪・和歌山・奈良北部と半径60キロぐらいのほんの近くばかりです。
そんななかでの奈良行きですから、なんか気合が入ります。
京奈和自動車道の御所市境の工事現場と金剛山を見ながら風の森峠を越えて盆地に入ります。
家を出てから1時間10分で近鉄奈良駅に到着。
以前でしたら1時間30分はかかってたのですが、高速道路の一部開通で時間短縮。
奈良の町が段々近く感じられるようになって来ました。
大仏前駐車場に入ろうとしたら、バス専用と・・・・・
仕方なしに春日さんのほうへ直進していったら、新公会堂の地下駐車場が空いてたのでそこへ。
外へ出ると、広場が広がりその向うに大仏殿の大屋根が。
公会堂の隣のシルクロード交流館も覗いてきましたが、どなたかが言われてたように、寂しかったですね。
割りと人が少ないなと思いながら、お目当ての三月堂のある方へ上がっていくと、幼稚園から高校までの遠足とか修学旅行生でいっぱいで賑やかなもんでした。
大仏さんにお参りしてから、三月堂・二月堂・・・それに、若草山への登り口でしたね。
東大寺の守護として宇佐から勧請された八幡神をおまつりする手向山八幡宮にお参りしてから三月堂へ。
十数年ぶりとはなりましたが、8月からの拝観停止の前に日光・月光様他にお会いできました。
以前の須弥壇に大所帯で並んだ圧倒されるような壮観さを見れるかどうかはわかりませんが、後世に無事伝えるためにはやむおえないことなんでしょう。
左隣の二月堂へも、もちろんお参り。
以前はそうも思わなかったのですが、私が歳を食ったせいか、見上げてもいいな〜!と、感じました。
お水取りの行も見たことが無いので、こんなとこでやるなら一度は夜にお参りしたいです。
二月堂からの大仏殿越しの奈良の町と生駒山のながめはすばらしい!
西向きですから夕暮れなどの撮影スポットとして、若草山とならんで人気があるのもうなずけます。
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奈良 春日大社の藤(2009年5月)
久しぶりのせっかくの外出でしたので、足を少し伸ばして、奈良の春日大社の藤見物。
神苑というのは、元万葉植物園だったと思うのですが、ほんとに久々ぶり。
藤の園部分は、今が見頃のようでした。
藤というと藤棚だとばかり思ってたのですが、いろんな仕立て方があるのを見て感心!
種類も多く、思いの他いい眺めと匂いを堪能できました。
本殿の方へお参りに行きましたが、平日にもかかわらず多くの人出。
藤原氏にちなむ由緒ある大社ですから、藤の季節は込み合うのでしょう。
お目当ての「砂ずりの藤」も花を咲かせて、きれいな状態です。
この花房が、名前のごとく垂れ下がるのでしょうか?
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大和郡山市 矢田寺の紫陽花
走りながら、そろそろ花ショウブや紫陽花の季節だな〜、どこか途中のいいとこと考えな がら、馬見丘陵公園のかたわらを過ぎ、法隆寺の所を通過し矢田丘陵沿いの道を通っていて、あじさいで有名な矢田寺がこのあたりだったと思い出し、立ち寄り
ました。
子供の野球の試合でよく応援に来た、郡山市営球場の横の道を山の方へ行くとまもなくお寺に到着。
山門には、矢田寺ではなく、金剛山寺という正式名の碑が建てられています。
そこからは、階段をふうふう言いながらどんどんと。
階段の横にアジサイがあるのかと思いましたが、そう見当たらず、本堂前近くになってようやくチラホラ目に付く程度です。
右脇のアジサイの見本園を、いろんな種類があるものだと感心しながら興味深く見物し、本堂にお参りしてから、境内をウロウロ。
アジサイの数は多いのですが、まだ感心するほどにはという状況。
そうこうしてるうちに、あじさい園はこちらという矢印があったので、そちらへ行くと、ほんとに沢山!
矢田寺のあじさい園は、下の沢へ下るようななってるようで・・・
谷の両側をいろんな色のアジサイがおおい、登ったり下ったり、ぐるぐる回って見物できる回遊式になってるんだと納得!
本当に沢山のアジサイを、時のたつのも忘れ堪能することが出来ました。
この季節の楽しみが又一つとなりました。
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まだまだ情報不足ですが、気長に追加していきたいと思います。 |
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